ストレスフリーなママになろう!

夫と娘と毎日のんびりと過ごす主婦です。元看護師です。育児のことや看護師の仕事についてなどを中心に書いています。最近英語の勉強をはじめました。

主婦におすすめの小説8

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こんにちは、りっちです。

今日は最近読んで面白かった小説をご紹介します。

 

氷点 上・下

 

辻口病院長である辻口啓造の妻・夏枝が青年医師と逢い引きしている間にの3歳の娘が殺害されるところから物語が始まります。啓造は妻を許すことが出来ず、極秘に犯人の娘・陽子を養子に迎えることになります。何も知らない妻・夏枝と息子・徹に愛されてすくすくと育つ陽子ですが、夏枝は数年後に夫の行いに気づくことになります。

 

自分の意志で陽子を引き取ったものの、なかなか愛することが出来ない啓造、我が子のように大事にしてきた陽子が犯人の子だと分かると、とてつもなく憎くなる夏枝、犯人の子どもだと知ってもなお妹・陽子を愛し続ける徹、いつも明るく前向きに生きる陽子。それぞれの立場の人々の心情が描かれており、それぞれの気持ちを考えさせられます。

母親の立場で考えると、我が子を殺した犯人はもちろん憎いけれど、自分が生んだ子同然に可愛がってきた養女を、それを知った一瞬で憎くなってしまうのだろうかと考えてしまいます。一方で陽子は母親に愛されていないと薄々気づきながらも常に前向きに過ごしているところに心が痛みます。

 

舞台は終戦直後なのでかなり古い作品ですが、不朽の名作と言われているだけあって現代でも楽しく読めます。様々な人の立場で物語は語られ進んでいくので、飽きることなく読み進められ、上下巻ありますがあっという間に読んでしまいました。続・氷点に話が続くようなので今後そちらも読みたいと思っています。 

 

それでは、また。